流星群は明け方に多く見られる?

 

■流星群はなぜ明け方に多く見られるのか?

流星物質は、猛烈なスピードで大気中に飛び込むのですが、そのスピードが速ければ速いほど、流星はたくさんのエネルギーを発し明るく発行します。

暗い流星はわたしたちの肉眼では確認できないため、流星物質が大気中に飛び込むスピードが、流星の出現数決める大きな要因となっています。

そこで、問題となってくるのが、地球の公転です。

地球は、秒速30kmで明け方の方向へ移動していきます。

一方、流星群は平均秒速40kmで動いていると言われているので、相対的に明け方と夕方では、流星物質の突入速度に差が出てきてしまいます。

明け方・・・・・秒速70km

夕方・・・・・・秒速10km

流星群によって地球軌道都の接触角度が異なるため、この速度傾向がいつも正しいとは言えませんが、このような事柄によって流星群が明け方にたくさん見える基本的な理由となっています。

■流星と彗星って違うの?

彗星は、明るくて長い尾を持っており、その尾がほうきのように見えることから「ほうき星」とも呼ばれています。

核の大きさは、1~10km程で、メタンや二酸化炭素、アンモニア、水などが凍ってできた氷の粒と、直径数cm以下の岩石のようなものからできています。

彗星は、地球や火星などのように太陽の周りを公転していますが、一般的な惑星と比べて頭部の密度が非常に小さいのが特徴です。

■流星と隕石って違うの?

流星のもととなるのは、彗星から生まれた小さなチリなので、地上に落ちる前に燃え尽きてしまいます。

それに対して、チリではなく、岩石や鉄の場合は、燃え尽きずに地上に落下することがあります。

これが隕石なのです。

隕石の多くは、小惑星帯から飛んできた破片です。

大まかに言うと、彗星から生まれたものを流星、小惑星帯から生まれたものを隕石と言います。